子どもなのにどうして小さいのでしょう

子どもに力添えしてやるときなど

子供は本当
そして、どうしてキョウコのカバンへ?
した者がいれば名乗り出るように、という、ら、それは結局、分からずじまいなのでした。
気まずく重い先生の期待も空しく、だれがしたのやその事件の当時から、
もう学校には行かないというキョウコに、母さんは、ほんとにあなたがとったのかどうかと尋ねると母さんまでも疑っているといって泣きわめきます。
だってあなたに訊かなきゃ、本当のことが分からないじゃないのとなじる調子になるといいのよ、いいのよ。もう私は、死にたいと叫びます。
死にたいとまでいうくらいならと、すっかり母親は動転して、
やっぱりあなたが、ほしくて、メダルをとったの?

両親から豊富なスこのように女性は小さいころ
と、尋ね返してしまいます。
すると、
やめて、それで、キョウコはあらん限りの泣き声になり、どこかへ走って行こうとするので死んだらダメ!キョウコ!やめて。メダルひとつぐらいで、死ぬなんて!
学校も、その日から数日休んだということでした。
まあどうにか、二、三カ月もすると、元気は戻ったようなものの、なにかのきっかけで、めそめそ泣きだすと、止まらない。
それがすっかり習慣になった、というのです。
私は、泣きだすとやめられない心理というものを、前述の通りに説明しました。
そして、泣きやめさせようと、親が頑張り過ぎたようだと思うと、率直に感想を伝えました。
そんな気持など、あるはずもなかったろうに。泣きやめさせようと努めて、かえって子ども自身が分かってもらえていないと思い、結果的に後悔
ばかりを深めさせたようだ、と。
むずかしくいえば、こんなことは、子どもに説明したって分かることではないので、けが心がけておればいいことを書くならば、すでに前述したように、大人の側だ泣きたくもないのに、のだなア。

母さんもあります。

分かる
泣けてきてたまらないときは、泣きたくもないのに泣けてきてたまらないといって、泣きやまそうとしないで自然に、泣きやむのを待ってやればよかったのですね。そうすれば、子どもは無傷に戻ったから気が晴れた、というのではなくて、傷を生かして前に進もうという意欲がでてきて、ふと、自分のしわざであったかそうでなかったかを、さらりと表白してしまえたと思うのです。
この章のはじめに、育児不安の人に、この章を捧げると書きました。
わが子を、生んでしまった、という現実を、しまったしまった、と思えば、いつまでも、失敗が恐ろしくて、育児の先行きの不安に、おびえるばかりになりかねませんよ自分が先に泣きだしたい、いつでも後悔にとらわれて、身の、心の逃げ場がありません。
というのでは、だれよりも、母親自いろいろしくじって、できる。
しくじってこそ、子の持つ生命力で、親自身が、体験が身について、天地から心の糧を得て、後悔
でなく、どんどん育ちます。

教育者である夫のほう勉強しているのであってしっかり反省子は勝手に、子が育つのを見て、本気で生きようという気になってしまうのですよ。
わがまま、許しておけない
なんでもいやという時期の対応は?

三、四歳の頃の、いわゆる第一反抗期といわれる時期の、自己主張。可愛いですねさあ、ごはんよと呼べば食べないもンと、必ず、素直にハイとはいわないで、反対を主張します冗談じゃないのよ。早くいらっしゃいと親がいらだてばいらだつほど冗談じゃないよ。ぼく、食べないもンと、平気で反対し通します。
どうして、この頃、反対ばかりいうのかしらと、母親は、面食らってしまいますねまあ、あれが、わがままの芽生えといえば、芽生えでしょう。
でも、わがままは悪いことだ、とだけ単純にいってしまわないことが大事ですよ。

子ども自体

わがままとは、昔の漢字で我儘と書き、その意味は自分の思い通り、まわりのひとのことを考えず
ということですねわがままを通すの反対は、いいかっこをし過ぎるということですね。
まわりのひとを気にし過ぎる、自分を抑えてということになります。
つまりこれ、どちらも行き過ぎると、困るのですね。
さあ、ごはんよハーイ
よくおあがりよハーイ

お片付けしようね!
ハーイ!

育てられる

ほんとにいい子ねぇ
ハーイなんでもハーイで、お母さんが喜んでくれるのを見れば、それがやたらと嬉しいという時期はいわば、子ども自身がいいかっこをし過ぎるわけですよ。今まではお母さんが嬉しければ、ただただ自分も嬉しかった。
でもそればかりだと、自分が無いということに目覚めたのが、つまりその、反抗期なのですねいやだよ
しないよ﹂r食べないも
寝ないもお片付けなんかしないもーン
そのひとつひとつに、相手が、とまどい、うろたえ、いらだち、困りはてている。
子ども心に、今まで感じなかった、自己の存在感というものを感じて、新鮮なのですねつまり、自分が口にするたったひとことで、ひとを振り廻し、あわてさせることができる。
今までハーイハーイで一致できることに喜んで、充分に、その感覚を身につけたあとは今度は逆に、相手になびかないということで、相手に思いもかけない働きかけができるおもしろさを、心ゆくまでしっかり身につけたい、と思う。

      子どもにいろいろ語ってやることも大切だ
      勉強を教えてもらえるだろう
      母の世界の中


勉強しているのであって 先生になるのだという自覚もない。 母親というのが特別ではなくなっている様子です。